叔母の授業

今住んでる家の大家は、私の母の妹にあたる人で
私から見ると「叔母」になります。
私と血がつながっているオバはこの人のみ。
私はこのオバを「生涯の友」とひそかに呼んでいます。

母曰く「あんたによく似てる」とか。。
うーーん、確かに。。思い当たる部分も。

叔母は、小学校で教師をしてるのですが、
団塊の世代の少し後くらい年齢で
いわゆるの「のさぼってる女性教師」っぽい感じに
見受けてたのですが・・・

昨夜用事で叔母宅に行ったら、
例のごとく「ご飯食べていき」と言われ
遠慮なく夕飯をごちそうになったのですが、
その時、叔母はパソコンで何やら資料を作っていました。
今週末、研究発表をするそうで
慣れないパワポでプレゼンするんだとか。
そのスライドショーやレジュメを見せてもらったのですが
スライドショーの中に動画が入っていて
叔母の授業風景が映っていました。
叔母は現在、特別学級の担当をしているようです。
いろんなハンディを持った子供たちに
劇をさせたり名前や字を覚えさせたり。
「お仕事」してる叔母の姿を初めて見ました。

私にとっては、
ただのおしゃべり好きな元気でちょっと怖いオバちゃんなんだけど
ああ、この人はスゴイ仕事してるんだなと初めて思いました。
仕事が大変そうなのはたまに話で聞くのですが、
「三匹のコブタ」の子供たちの劇の中で
叔母がオオカミ役を演じていたりするのを
動画で見せてもらって・・・何だか楽しそう♪
音楽に合わせて、文字を読んだり体を動かしたり♪
いろいろ試行錯誤して、頑張ってるそうです。
悩まず、ひるまず、とりあえず前へ前へ。

仕事してる人の姿って、やっぱり美しいな。
年老いてる人も若い人も女性でも男性でも、
私は惚れてしまいます（笑）

叔母の授業を見て、思いました・・・
私の父の授業も一度見ておけばよかったかなぁ。
父は退職してしまったので、もう無理ですが。

身近な人の働く姿って、よく考えると見てないよなぁ。
当人たちは多分見せたくないものなんだろうけれど。
久々にちょっと感動でした。